8月のパソコン教室は、3クラスが夏休み中です。
少し自分の時間ができたので、映画、演劇、美術館に行きたいなと。
『今日も明日も負け犬 -起立性調節障害と紡いでいく-』
(監督:西山夏実/脚本:小田実里)を観ました。
感動しました。すごく良かったです。
本編を観て泣き、メイキング映像を観て泣き、
主題歌を聴いて泣き、考えさせられました。
普通の生活を送っていた女子中学生が、
朝起きられなくなり徐々に学校に行くことも難しくなり、
ある日突然聞きなれない『起立性調節障害』という病気だと診断されます。
辛い経験を通し、そこから映画を創ることで再生するという、
実話を基にした【奇跡の物語】です。
主題歌「君のとなりで。」(歌:柴戸愛香/詞・作曲:ちゃんほのP)は、
映画の内容にマッチしたとても良い曲です。
『起立性調節障害』とは、
思春期に多く発症するといわれている病気です。
主な症状は、朝起きられない、頭痛、腹痛、めまい、立ちくらみ、吐き気など。
自律神経が乱れ脳への血流が低下することで様々な体の不調が起こります。
重症化すると、映画のように生活に支障をきたすことも。
朝起きられないけど、夜になると元気になってくることで、
さぼりなのではと疑われ、不登校の原因になることもあります。
コロナで学校が長期休講、リモート授業の普及で
近くの小中学校で、不登校になる子ども達が増えていると聞きました。
子ども達が中学の時に不登校になったことや
現在関わっている不登校を考える会のこと等々を思い
生きづらさを感じ苦しんでいる人が、ありのままの自分で存在していい
そんな社会になるよう願い、自分にできる事をしたいです。
もっと多くの人にこの病気について知ってほしいと思います。
最後までお読みいただきありがとうございました。