124年ぶりとなる2月2日の節分、どう過ごされましたか?
我が家では、子ども達が小さい頃から豆まき、
いつの間にか恵方巻を夕ご飯で食べるようになりました。
今年は、ハーフサイズの恵方巻を南南西を向いて家族で黙々と頂きました。
さて、今週のお題は「鬼」
「鬼滅の刃」は、今の流行ですが、
「鬼」という言葉からは、
日本の昔話に登場する頭に角の生えた
「桃太郎に退治される鬼ヶ島の鬼」や
「泣いた赤鬼」を思い浮かべます。
それと私の場合、
大学で中国語を専攻していたこともあり、
「鬼」という言葉は、
「魂」、「鬼灯」、「幽霊」、「亡霊」とつながっていきます。
中国には、人の死後、「魂」が肉体から遊離して
「幽霊」、「亡霊」になるという迷信があります。
中国語の「鬼」は、「gui」と発音され、3声になります。
中国語の普通語(標準語)には、
一つの音に対して4声(4種類の声調)があります。
因みに4声の違いは下記になります。
1声は、高く平らに
2声は、下から上へあげる
3声は、低く抑えて
4声は、上から下へ落とす
鬼の「gui」という低く抑えた音から
私は、苦しさや悲哀を感じています。
さて、問題です。
以下の中国語は、日本語では、何でしょうか?
①「酒鬼 jiu gui」
②「烟鬼 yan gui」
③「胆小鬼 dan xiao gui」
答え
①飲兵衛・飲んだくれ
②ヘビースモーカー(烟=煙)
③臆病者
マイナス・イメージの強い言葉ですが、
子どもに対して「小鬼 xiao gui」(おチビちゃん、お利巧さん)
と、親しみをこめて使われてもいます。